#FOPEMeets!
板谷由夏さんの現在地と
ジュエリーの蜜月。
Styling by Misaki Ito
身につける誰かと、その毎日を煌めかせる
ジュエリーの真意に触れる「#FOPE Meets」。
板谷由夏さんが語る、“ジュエリーとの親密な関係”。
602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真1
602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真2
着用商品:ライダース ¥79,200/TICCA、デニム/スタイリスト私物
特別なのに
今は日常に愛することのできる距離感に
ジュエリーがある
602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真1
602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真2
着用商品:コート ¥242,000/Sportmax<Max Mara Japan>
ブーツ/スタイリスト私物
スペシャルなジュエリーに出逢ったら
若いうちから身につけたほうがいい。

その価値に追いつく自分になるという
モチベーションにつながるから。
602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真1
602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真2
FOPE:ピアス、リング SUPER EKA(スーパーエカ)
ブレスレット(左) EKA MIALUCE(エカミアルーチェ)
ブレスレット(右) EKA MIALUCE(エカミアルーチェ)
ネックレス EKA MIALUCE(エカミアルーチェ)
着用商品:デニムジャンプスーツ/スタイリスト私物
48歳、今からは変われない。
これから大切にしたいのは
意識的に好奇心を持つこと

スーパーに行くときだって、
ダイヤモンドを着けてもいいじゃない?

薄く柔らかくなった肌、それによって目立つようになってきた手の筋。「だから、似合うようになってきたのかも」。撮影中、ダイヤモンドを贅沢に敷き詰めたFOPEのエカ・ミアルーチェコレクションのブレスレットをはめた手元を眺めながらそう呟く、板谷由夏さん。「20代の頃に背伸びして手に入れた指輪も、今が一番しっくりきている気がします」。
30代で雑誌のジュエリー連載に携わり、ジュエリーへの興味がどんどん深まっていったという板谷さん。「もっと若い頃は、身につけるときに気負ってしまうところがありました。とっておきの日に、とっておきのお洒落でみたいに。今は“スーパーに買い物に行くときだって、ダイヤモンドをつけてもいいじゃない?”という気持ち。特別なのに、日常に愛することのできる距離にジュエリーがある。そうなってからは、より好きに、楽しくなって、欲しいという想いが強くなりました」。

身につけるほどに、
ジュエリーに見合う自分になれる

近づいた距離感、覚える親和性。年齢を重ねた肌と経験を積むことで育まれたキャラクターは、特別なジュエリーを自然体に楽しむ余裕を育み、いつしかその人のアイコンとして輝く存在になる。「でも、スペシャルなものに出会ったら若いうちに手に入れたほうが絶対にいい。せっかくの宝物、長く楽しめたほうがいいじゃないですか。それにまだ似合わないなと思っても、身につけるほどに見合う自分になっていく気がします。女性像を底上げしてくれるだけでなく、その価値に追いつこうというモチベーションにもつながる。そういうジュエリーマジックってあると思うんです。FOPEのジュエリーは力強く、華やか。それでいて、纏う服を選ばず毎日身につけることのできるシンプルさもある。素敵なマジックが起こりそうです」。

602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真
着用商品:ジレ ¥105,600、シャツ ¥92,400、
パンツ ¥129,800/Max Mara<Max Mara Japan>

大人のジュエリーは
“遊びと匙加減”が大切

今年、第32回 日本映画批評家大賞で主演女優賞を受賞。ドラマ出演も続き、ますます多彩な表情を見せる板谷さん。この撮影でも、まだ出会ったことのない彼女の魅力に触れることができた。ちょっとやそっとではブレない太い芯を感じる、クールで強い眼差し。リーゼントヘアにライダースでもそこはかとなく香る色気と品格。その複雑で堂々とした個性に、魅了される。「ライダースジャケットに、片手だけにいくつも重ねた地金のリング。ジュエリーのコーディネートは、遊びと匙加減がすごく大事だなと感じます。今日の撮影もそうですが、自分の違う一面が見つかるのは、この仕事をしていてとても楽しく、幸せなこと。きれいな顔だけ見せたいとか、そういう執着はありません。イメージや求められることが決まってきたら、逆にワーっと壊したくなっちゃう(笑)。飽きっぽい性分なんです。それに、自分の良さなんて私自身は全然わかっていない。勝手に決めず、捉われず。お互いの感性を肌で感じながらライブみたいに撮影していくなかで、みんなが“いいね”という1枚が生まれたら、それが一番です」。

好奇心のある人って、
いくつになっても魅力的

現在、48歳。50歳という大きな節目を間近に、これまでにはなかった焦りを感じているという。「それはネガティブなものではなくて、時間に限りがあることが明確になってきたからこその“迷っているぐらいなら動かなきゃ”という、前向きな焦り。しっかりと体力が落ちてきているなか、何事も“面倒くさい”とか“これでいいや”となってしまうことがこわい。どんどんお尻が重くなって、知ったかぶりになって……。好奇心はすべてのスタート地点、アップデートや軽やかなフットワークにもつながるもの。美味しいレストラン、面白そうな人、素敵なジュエリー。興味を持ったら迷わず行く、会う、手に取ってみる。わからないことがあれば若い子にだって話を聞きにいき、恥ずかしがらずに教えてもらう。いくつになってもその気持ちがある人って、魅力的。若いときみたいに勝手に好奇心が湧いてこない年代になったからこそ、意識して好奇心を持ち続けることが大切だと思っています」。


かっこよく歳を重ねる板谷さんに、憧れを抱く人はきっと多い。彼女自身はこれから先、どうなっていきたいのか。最後に質問を投げかけてみた。「もうここまで来たら変われないでしょう(笑)。健康で、好奇心を持って、歳を重ねるだけです」。この清々しい答えこそが、板谷由夏さんの煌めきの理由。

602B PAVENM EKA FLEX'IT ブレスレット 写真



かっこよく歳を重ねる板谷さんに、憧れを抱く人はきっと多い。彼女自身はこれから先、どうなっていきたいのか。最後に質問を投げかけてみた。「もうここまで来たら変われないでしょう(笑)。健康で、好奇心を持って、歳を重ねるだけです」。この清々しい答えこそが、板谷由夏さんの煌めきの理由。

板谷由夏
1999年、映画「avec mon mari」に出演し、女優デビュー。その後、ドラマ「パーフェクトラブ!」を皮切りに、数多くのドラマ、映画に出演。2007年からは「NEWS ZERO」に出演し、2018年までの11年間、キャスターを務めた。また、映画の魅力を伝える情報番組「映画工房」ではMCとして出演するなど、マルチに活躍。2児の母であるとともに、自身が立ち上げたファッションブランド「SINME」のディレクターも務める。10月5日スタートの読売テレビ・日本テレビ系プラチナイト木曜ドラマ「ブラックファミリア」で初の連ドラ主演を務める。
  • Photo_Mitsuo Okamoto
  • Styling_Misaki Ito
  • Hair_Yusuke Morioka
  • Make-up_Tomohiro Muramatsu
  • Interview_Hiromi Sakurai
  • Web Design_Hiroaki Takatori
  • Produce_OFFICE HIGASHIYAMA Inc. / CONNECT Inc.